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2026年10月16日、インドの首都ニューデリーでは、選挙管理委員会による有権者名簿の特別集中改定(SIR)に反対する抗議が続き、デリー警察は市内各地で多数の参加者を拘束した。弁護士のラガヴィ氏は同日、拘束されたトランス女性2人がコンノート・プレイス警察署に留置されていると明らかにした。他の女性の拘束者が次々と解放される中、2人は男性の拘束者と共に一晩留置された。
ラガヴィ氏によると、警察は2人を17日午前に特別行政裁判官(SEM)の法廷に出頭させた後に解放すると説明していた。しかし、ヒンドゥスタン・タイムズ紙は17日夜の時点で、2人がまだ解放されていないと伝えた。2人の氏名は公表されていない。ラガヴィ氏は、2人が強い恐怖を感じていたと述べ、なぜ警察が2人だけを一晩留置する判断をしたのか疑問を呈した。同日拘束された全インド学生協会のネハ・ボラ会長は、17日未明に解放された。
17日、全インド民主婦人協会(AIDWA)など複数の婦人団体と学生団体がデリー警察本部まで行進し、抗議対応の中で女性、トランスジェンダー、ノンバイナリーの参加者へのセクハラや暴力を行ったとされる警察官の処分と、こうした人々を標的にすることをやめるよう求める覚書を提出した。17日夜の時点で、デリー警察は具体的な指摘に対する公式声明を出していない。警察によると、16日にデリー中心部で約150人が拘束され、市民安全法典(BNSS)の予防的規定に基づく措置が取られた。
今回の抗議は、有権者名簿改定の公正さを疑問視する野党側の主張に端を発し、参加者は選挙管理委員長ギャネシュ・クマール氏の辞任と改定の中止を求めている。インド最高裁は2014年にトランスジェンダーを第三の性として認め、2019年のトランスジェンダー権利保護法で法的地位が確立された。しかし、トランス女性が男性と共に留置される運用は権利団体から繰り返し批判されてきた。分析:今回の事案は、抗議取締りの現場で性少数者の安全と尊厳をどう保障するかが改めて問われる事例となった。
アジア編集部:キム・ミンジュン
出典:LGBTQ News
