日本人気歌手の与真司郎さん、公の場でゲイを公表

ソース:Japan Gay Guide

人気歌手で男女混合グループAAAのメンバーである与真司郎さんは、2023年7月26日、東京・渋谷のLine Cube Shibuyaで行われた無料のファンイベントにおいて、「I am a gay man(私はゲイです)」と公表した。会場には約2,000人のファンが集まった。与さんは同日、自身のInstagramでもこの事実を発表した。

当時34歳の与さんは、長年自身の性的指向を受け入れることに苦しんできたと明かし、自分自身にさえ言葉にできなかったと語った。ありのままに生きることが自分にとっても大切な人たちにとっても良いと考えるようになったと記し、同じ悩みを抱える人が勇気を持ち、一人ではないと知ってほしいと呼びかけた。また、同日リリースした新曲「Into the Light」の収益の一部を、日本初の常設LGBTQ+コミュニティセンターであるPride House Tokyoと、LGBTQ+の若者を支援する団体ReBitに寄付すると発表した。その後、与さんはファンの反応が予想以上に好意的だったと語っている。多くのファンが、性的指向が応援の理由を変えるものではないと伝えてくれたという。

与さんはその後、自身を必ずしもLGBTQ+の活動家やリーダーとは考えていないが、同じ経験を持つ者として他者を支え続けたいと述べている。

日本は、七か国首脳会議(G7)の中で同性婚を法的に認めていない唯一の国である。2023年6月には、国会で「LGBT理解増進法」が成立したが、差別禁止の実質的な規定を欠くとの批判がある。こうした状況の中で、大手ポップアーティストが数千人のファンの前で性的指向を公然と語ったことは、日本の芸能界におけるLGBTQ+の存在感を高める象徴的な出来事とみなされている。今回の公表が制度や社会意識の変化へとつながるかどうかは、今後の立法と社会の動きにかかっているとの見方もある。

アジア編集部:キム·ミンジュン