
9月15日、米テキサス州サウスレイク市議会は、Pride Kel-Soフェスティバルの特別使用許可を全会一致で否決した。イベントは10月3日にSt Martin-in-the-Fields Episcopal Churchで開催される予定で、同じ会場では2025年に初回イベントが市の承認を受けて開催されていた。主催者によると、今回の申請が否決された具体的な理由は市議会から説明されていない。

Pride Kel-Soは、隣接するKellerとSouthlakeの地域を中心に企画されており、名称も両都市の名前を組み合わせたものだ。2025年の初回イベントでは、ライブ音楽や出店、家族向けの活動などが行われた。主催者は昨年の来場者を約1600人と説明する一方、別の説明では約2500人が参加したとしている。
今年、特別使用許可が必要になったのは、予想される参加者数が関係している。主催者は、規模の拡大に伴い許可申請が必要になったと説明している。市の都市計画・区画委員会は5対1で承認を勧告していたが、市議会は最終的に申請を否決した。

9月15日の市議会には、Pride Kel-Soの共同主催者April Dreyson氏も出席した。資料によると、議員から申請について質問はなく、採決前に実質的な討議も行われなかった。Dreyson氏は、主催者側は申請過程で示された要件に従って準備していたため、理由の説明なしに許可が否決されるとは予想していなかったと述べている。
市議会では、イベントに反対する住民からも意見が出された。ある住民は、前年のイベントで見られたドラァグパフォーマンスなどを挙げ、地域社会の価値観を代表するものではないと主張した。一方、会場となる教会の副牧師Ellen Singer氏は開催を支持し、地域の人々を結び付ける場としての役割を強調した。

市の公式資料では、今回の申請はSt Martin-in-the-Fields Episcopal Churchで大規模集会を開くための特別使用許可で、Resolution No. 26-028(ZA26-0037)として記録されている。都市計画・区画委員会は事前審査で5対1の承認勧告を出していた。
許可が否決された後、Pride Kel-Soの主催者はイベント開催に向けた準備を続ける考えを示し、SNSで活動を継続すると表明した。地元メディアによると、主催者は開催形式や規模を変更し、別の方法で地域イベントを実施する可能性も検討している。
サウスレイク市議会は、現時点で許可を否決した具体的な理由を公表していない。今後は、地域の大規模イベントに対する許可手続きと、LGBTQ+コミュニティによる公共イベントの開催をめぐる議論が焦点となる。
