アメリカハリウッド巨星ハドソンの生涯と秘史


1925年生まれのロック・ハドソン(Rock Hudson)は、第二次世界大戦中の海軍従軍やトラック運転手などの職業を経て、芸能エージェントのヘンリー・ウィルソン(Henry Willson)に見出された。映画『心の燈台』や『ジャイアンツ』で主演を務め、ハリウッドのトップスターへと登りつめた。1955年、ゴシップ誌『Confidential』による同性愛者であることの発覚危機に直面すると、ウィルソンはキャリア保護のため秘書のフィリス・ゲイツ(Phyllis Gates)との結婚を画策し、この婚姻関係は3年間続いた。業界内において彼の性的指向は周知の事実であり、自宅では男性限定のプライベートなプールパーティーが定期的に開催されていた。1984年6月5日に感染が確定診断されると、1985年7月に国際的公人として世界で初めて病状を公表し、同年10月2日に59歳で死去した。没後、長期のパートナーであったマーク・クリスチャン(Marc Christian)が病状の隠蔽および無保護な行為を理由に遺産管理人を提訴し、カリフォルニア州控訴裁判所は1991年に550万ドルの賠償金支払いを命じる裁定を下した。